今の会社で無難に日常を淡々と過ごすだけでいいかも。今の仕事はそんなに面白くないと思っている。
そんなあなたに向けて、出世したらどう?と提案させていただきたい。
え、意味わからんwwと思ってしましますよね。
だって日々過ごせればいいと思っているし、わざわざ責任ある立場になる必要はない。むしろ煩わしいとさせ思っているかもしれません。
でも、言いたい。「今のままで本当にいいの?」って。
今のあならが20代なら給料面では他の人とあまり変わらないでしょう。でも30代、40代になってくると出世を望む人との差は2倍、3倍と変わってきます。
そうなると当然、役職も違うでしょう。あなたは平社員のままだけど、同期は課長、部長に出世するでしょう。当然、そうなるとあなたは出世した同期に指示されて仕事をしなければなりません。
「○○、あれやったか!」「早く決済とってこい!」「お前、何年この仕事してんだ?」
なんてことがあるかもしれません。
最悪のケースでいうと、出世を望んでいる後輩に言われるかもしれません。
それでも構わないならこのページを閉じてください。
でも、少しでも嫌だなとか思ったら見てもらえると嬉しいです。
あなたに今の会社をもっと利用してやるぐらいの心持ちを持って生活をして欲しい。
世の中には「会社は3年で辞めろ」とか、「会社に縛られないで生きる方法」「独立してフリーランス」などの本が多く存在します。
そのことを否定もしないし、読むと納得する部分も多いので独立を夢みてもいいかもしれません。
ただ世の中の全員が全員「オレは自由に生きるぞ!」とか「サラリーマン辞めてフリーランスだ!」と思っているわけではないでしょ。なぜなら
- 会社員ならほぼ収入面が安定。
- 年功序列はなくても給料水準は割といい
- 会社を辞めたら引きこもり確定かも
- オレは独立するほどの勇気はない。
- 辞めたら生きていける気がしない。
そんな人も多いと思います。
今回はそんな人のために今の会社にいるなら出世して給料上げて部下を作ろうよ。って話です。
出世すると見えてくる景色
少しだけ私の話ですいません。
私は勤めている会社は一部上場企業でプチブラックな一面も垣間見えるとことに勤めています。地位で言うなら平社員から見て2番目の立場。いわゆる主任という立場です。正直、偉くはない。でも部下10人前後を任されている1チームの長になります。
そんな立場での私でも平社員、サブ主任だった時と今とは見える景色が全く違います。
もちろん、もっと上(部下が100人ぐらい)に行けば、もっと違った景色が見えるとおもいますけど、今の感じからしたらそんなに大きく変わることはないかな?と思っています。
今の立場が平社員やサブと違うのは決定権の大きさ、発言力、束ねる力などです。
決定権は全然変わってくる
上司からの指示に対して業務をする、しないの決定権を私が持っているということです。それが部下の作業を早くもするし、遅くもする。チームの調和をよくするのも悪くするのも私の裁量にかかっているということ。
会社ですから上司のいうことは聞かないといけないのは当然です。でも理不尽な指示もあるでしょう。それは部下を守る立場にある私からしたら断固反対です。
その決定権も私にあります。
上司が常に正義ではありません。時には悪にもなります。常にYESと答えていたら私の立場は無くなります。考えることを忘れた奴隷のようなものです。部下からの信頼も無くなります。
また、細かな業務を決めるのも私の一存に任せられます。
もちろん、大きなことを言っても私の権限なんて会社が傾くほどではありませんし、吹けば飛ぶような権限しかありません。
でも平社員やサブの時に比べたら権限があるということはそれだけ責任があるということです。
発言力とは
これも決定権に近いものはあります。
それは些細な発言が業務に支障をきたしてしまう可能性があるからです。
特にクライアントに迷惑をかけた場合など会社に不利になるような発言はできません。それは当然ですね。そして安易に答えてはいけません。
なので答えるときは自分の中で最善と思う答えを導き出さなければいけません。
それは経験から来ることや知識として持っていなければいけないこともあると思います。
そしてもう一つが提案案件を提出したら通る可能性が高いということです。
平社員では難しかったことも、全く同じ内容でも通りやすくなるということです。
それが地位を利用した仕事です。それだけでも仕事へのやりがいは全く変わってきますよね。
あなたが会社を良くしたいと思った提案があるなら、もしかしたら時期早々の場合もあります。今のままでは外野の根回しなども必要でしょう。動き回る時間も膨大かもしれません。
でも一番手っ取り早いのが自分の会社での地位を上げることです。
正直、それ以上に早いことはありません。なぜなら会社での地位はよほど悪いことをしなければ揺るがないわけですから。
束ねるとは
束ねる力が上に行けば行くほど責任として与えられます。
それはチームをより良い方向に行くように導かなければいけません。
難しいと思っていますが、実はここが一番エキサイティングな部分だと私は考えます。
全員が同じ性格で言えばなんでも聞いてくれるような部下ほど気持ち悪いことはありません。
個性が全く違う人達を同じ方向に向かせることができるようになることは次のステップの礎にもなります。
どうやったら会社が定める方向に向わせることができるか?を考え行動させなければいけません。
ぶっちゃけなんだか難しそうですが、面白い部分でもあります。
ここができたら次のステップも乗りこなせそうな気がする部分でもありますね。
マネージメントを初めて行う場所
ここまでのことをざっくりとまとめると、上に行くならマネージメントを行えってことです。
マネージメントで有名なドラッカーはこう言っています。
「組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関」と定義しています。
これを今の立場に変化すると、チームに成果を出させるのが私の目的ということになります。
なので成果の上がらないことは全て排除していいから、成果にコミットしなければいけないわけです。
さらにドラッカーはマネージャーの仕事についてこうも言っています。
1つ目の役割は、「資源をすべて足した時に合計よりも大きな結果を生み出す」ことです。
2つ目の役割は、「短期的な成果と中長期的な成果のバランスを上手にコントロールする」こと。
ドラッカーは、マネジャーの5つの「仕事」についても言っています。
- 目標を設定する
- 組織する
- 動機づけとコミュニケーション
- 評価規定する
- 人材を開発する
なんだか気が滅入りそうですが、上にいくにはこれだけことをしなければいけません。
まぁ、初めて部下を持つ人なら1つや2つは抜けても大丈夫そうですが、欲を出すなら全てを網羅できたら最高だと思っています。
上司に愛想を振りまく必要はない
私はできる社員ではないし、組織の中で誰かに気に入られて上に行くことはない。と考えています。それでも今の立場にいることができています。
そうすると必ずしも上の立場にいくのに愛想を振りまく必要はないということです。
上司と行ってもただの人。人との適切な関係を重点において仕事をしていれば評価はしっかりされると思っています。
上司の無茶振りには文句を言うし、できないことはできないと言う。もちろん、できるように努力はするけれど、努力だけでは難しい場合はできないと言うべきです。
世の中にはなんでもYESと言う人もいます。それがダメではないし否定することもしませんが、私にはできません。あなたはどうでしょう?
もし、あなたが上司に愛想を振りまいてでも上に行くたいというのなら構わないと思います。ただ、実力だけは伴った上で上に行くようにしないと、結果的に自分が困ることになるのでそこだけは心に留めておいてください。
私の上司にも???と思う人が数人いますが、その人はサラリーマンリテラシーが高い人だと思っています。でもその人が本当に賢く尊敬できる人なのか?と考えると疑問しかありません。
あなたの周りにも何もできないのに上司になった人はいませんか?その人を反面教師にして自分を鼓舞して仕事をしてください。
本当に世の中は不思議でしかありません。
この記事を読んでいる人の中には仕事を誰よりも頑張っていのに出世できない人がいるかもしれません。不器用でも自分の考えで誰よりも出世を望んでいる人がいるかもしれません。
私はそんな人にエールを送りたい。
「今の頑張りは必ず報われる。腐る必要なんて全くない!だから今のままで頑張れ!オレは頑張っているあなたをいつまでも応援しているからな!!」
あなたの実力をあげる方法
あなた実力を上げる方法はいくらでもあると思います。
セミナーに参加して勉強すること、ビジネス本を読んでテクニックなどを磨くことも大事です。たくさんある中で私が実際に行ったことを何個か紹介します。役に立てば嬉しいです。
- 素直で真面目であること
- 尊敬する
- 前向きに取り組むこと
- 勉強は常に怠らないこと
- 上司の仕事を変わりにできるまでになること
- 率先して人をまとめること
説明していきましょう。
素直で真面目であること
人生を30年、40年と生きていると素直になれない自分がいます。
教えてもらったことを「要はこう言うことですよね?」とあなたは言ったことはありませんか?
これ一番ダメなパターンです。
考えてもみてください。
あなたがやっている仕事で「これが一番確実で間違いがないやり方だ!」と信じていたやり方を部下に教えたら「要はこう言うことですよね?」と言われた瞬間の「イラつき」と言ったらありません。
簡単に言えばそうだけど「確実で間違いのないやり方」という部分では間違いなわけです。
仮に部下が作った物を見ると案の定、間違いだらけ。結局二度手間ということも少なくありません。
もしあなたが仕事を教わるのならまずは「聞く」「素直にやってみる」が正解です。その上で何回もやった結果もっと簡単にやれて同じクオリティが出せるやり方があれば上司や先輩に教えてあげればいいだけです。
尊敬する
仕事ができる人を尊敬するときに、あなたは自分の部下を尊敬することはありますか?
自分より仕事ができる先輩や上司を尊敬することは誰でもできます。でも、自分よりあとに入社してきた人を尊敬することはあまりできませんよね。
心情的なこともありますが、できる人は少ないと思います。
でもその心情は横に置いといて部下のできるところに目を向けてみてください。
自分より優れたことができる人は沢山いることにい気づくハズです。
長所を見てあげると言うことにもつながりますし、負けたくないと思う気持ちにもなりモチベーションにもつながります。
前向きに取り組むこと
仕事でもプライベートでもそうですが、前向きに考えられる人になってください、
目標に対して「達成したらいいな?」と考えるのはダメです。それなら「達成するにはどんな行動をしたら達成できるのか?」と考える癖をつけてください。
そして達成できるように行動をしてください。
達成までの過程で失敗もあると思います。それでも試行錯誤しながら前向きに行動してください。
仮に達成できなかった時は何がいけなかったかを検討して次につなげる行動をしてください。そうすれば次は必ず達成できるでしょう。
勉強は常に怠らないこと
勉強というと堅苦しくなりますが、ビジネス本とか新聞など他業種も関係なく自分のスキルを上げる本を読んでください。
または自分の仕事に関係するセミナーに参加するなどもあなたのレベルを上げることができます。セミナーの多くは有料セミナーですが、無料の物でも得られることも多いので参加してはどうでしょうか?
電車に乗っているときや自宅に帰ってから本を読む習慣。セミナーに参加するなども忘れずに行えば必ずあなたのスキルは劇的に向上します。
上司の仕事を変わりにできるまでになること
あなたが自分の仕事のレベルが一定以上できるようになってからでいいのですが、次にやることは上司の仕事で自分にできる仕事を変わりに行うということです。
仕事の量は多くなりますが、上司から一定の評価を得られることは間違いありません。
また、上司が手が空いてないけど、どうしても必要な書類があった。それがあなたならできるとなったらどんなに上司は喜ぶでしょう。
結果は分かりますよね?
仕事の量が増えることを嫌う人がたくさんいます。
それは給料が目に見えて急には増えないのに仕事だけが増えることを嫌うからです。
そのような人は長期的に見る目がないのかもしれません。
もしあなたの仕事で少しでも上司の助けになる仕事があれば上司に「私にできる仕事があれば教えてもらえますか?」と聞いてみてください。
きっと喜んで仕事を教えてくれるはずです。
率先して人をまとめること
これはあなたが偉くなるために必要なことなので是非やってください。
何かをまとめる業務もそうですし、良く飲みに行くなら飲み会の幹事でも構いません。
仕事でもプライベートでもいいので人をまとめることをしてみてください。
私のおすすめは飲み会の幹事を率先してやることをおすすめしています。
仕事だと失敗は許してくれないこともありますが、飲み会なら多少の失敗は許してくれます。
やることは沢山ありますが、場所決め、メンバー集め、日程調整、お店との交渉、連絡etc
これらをスムーズに完璧に行えば完璧です。
会社の飲み会なら上司にも見てもらえますし、自分のアピールにもなります。
あなたの評価を上げるチャンスにもなるので是非チャレンジしてみてください。
まとめ
ここまで書いたことを実行し続けてくれたらあなたの評価は必ず上がります。
そしてあなたは今より上の立場、部下を持つことができるようになります。
あなたが現在、どんな境遇だろうと過去のことを振り返るのはやめましょう。
そしてこれから先のことをどう自分でコントロールするかにコミットすれば良い結果が必ず生まれます。
もちろん、私とあなたは全然違うので全てを同じにできることはないでしょう。
なので自分でできそうな事からは初めてみてください。
そして自分の習慣に取り入れることができたら新しいことをチャレンジしてください。
必ず良い結果が生まれるので諦めないで行ってみてください。