仕事をしながら自分の能力を高めたい!
もっと上司からの評価を得て同僚の中でも上位に食い込みたい!
そう思っている人も多いかもしれません。
でも毎日8時間、それに残業をしていたら時間あっという間に寝る時間になってしまいます。
だから出来るだけ隙間時間を使って効率的に仕事や学習の成果を出していきたいですね。
では隙間時間をどう過ごせばいいのかを紹介します。
たった一つのことに集中するだけで能力は高まる!
自分の能力を高めるには一つのことに集中すればいいんです。
この方法なら短い時間でも自分の能力を高めることができます。
その方法が「アウトプット」です。
アウトプットを意識するだけで現実を変えることができます。
あなたが今、試験勉強、副業、仕事にしても余り効果、成果が出ていない、結果出せないことに悩んでいるならそれは、
「圧倒的にアウトプットの量不足」が原因です。
きっとあなたは仕事も頑張って、帰ってからも寝る時間を惜しんで学習や副業など自分のため、家族のために勉強をしているんだと思います。
「頑張っているのに結果がついてこない」、「もっと学習時間を増やす必要があるのか?」と思うことが多いでしょう。
でもそれはあなたの能力が低いわけでも学習量が少ないわけではないんです。
それは「インプットの量が多いだけなんです!」
だから今度はそのインプットを外に出す作業をしてください。
アウトプットとは
そもそもアウトプットとはどういったことでしょう。
アウトプットとは?
三省堂 大辞林によると
「内部に入っているものを外に出すこと。」
つまり、覚えたことを外に出す(行動する)ということです。
インプット → | アウトプット |
ビジネス書を読んで → | 実際に試してみた |
仕事を教えてもらった → | 仕事に生かしてみた |
面白い話を聞いた → | 友達に話をした |
・ビジネス書を読んで(インプット)実際に試してみた(アウトプット)
・仕事を教えてもらった(インプット)仕事に生かしてみた(アウトプット)
・面白い話を聞いた(インプット)友達に話をした(アウトプット)
インプットの部分とアウトプットの部分を見比べて見てください。
インプットは全て自分の中に入れる作業になります。なのであなたの知識や心は変わっていきます。
本を読んでやる気になるのは本の内容が自分を振るい立たせるからですね。
では現実を変えるにはどうすればいいのか?を考えるとやはりアウトプットが必要になります。
目の前の現実を変えるにはインプットした“もの”を出さないと変わりません。
なので覚えた知識を「全て外に出す」ことを意識してみてください。
業務効率の改善のやり方を覚えて(インプット)→仕事の効率を上げた(アウトプット)=定時に帰宅できるまでになった(現実が変わった)
インプットとアウトプットはセット
何か物事を覚えるときはインプットとアウトプットはセットだと覚えてください。
入れるだけではダメ。入れたら出す!と覚えて下さい。
例えば、サッカーをしたら教えてもらった、その知識をすぐに試しますよね。
当日にできなかったことは翌日も練習。教えてもらったことが出来るまで行うと思います。
練習をしていくと「今のは惜しかった!」と思える部分が多くなってきて
更に練習すると身体がその動きに対応できるようになってきます。
その成功が1回、2回、3回と回数が増えていって、その内に意識しなくてもできるようになります。
完全に出来るよになればインプットとアウトプットができていることになります。
インプットとアウトプットを繰り返す。これを繰り返すことで勉強や運動、仕事ができるようになって行きます。
英語なら覚えた単語や文法を一人で場面を想像しながら話したり、友達と会話してもいいです。
書くならノートが一番!パソコンのタイピングより覚えるスピードが早くなります。使うと言う部分ではSNSで使うのもいいです。
覚えたら出す!この事を覚えておいて下さい。
さらにインプットとアウトプットの効果を高めるには
インプットとアウトプットを繰り返せば今より勉強、仕事、運動の能率はアップします。が、より高める方法があります。
それが「フィードバック」です。
ここでいうフィードバックとは覚えた内容を実際に試して、その結果を「検討、改善、反省、微調整、方向転換、見直し」する部分のことを指します。
仕事でよく聞くPDCA=「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の「Check(評価)」と「Action(改善)」の部分がフィードバックですね。

上の図を見てください。
この図はインプット→アウトプット→フィードバックの流れを表した図です。
この流れに従って回していけば必ず成長することができます。
なによりフィードバックをすることで「インプットとアウトプットをしているのに覚えられない、効果がない」を無くすことができます。
覚えたことを実際に行動に移してその結果を改善、微調整、方向転換などをして、次のインプットに生かすことがフィードバックの役割でもあります。
フィードバックのやり方はそれぞれですが、自分自身で結果を検討する。友達から意見を求める。先輩やメンターから改善点を求める。などやり方は沢山あります。
どれが一番いいかは人それぞれですが、フィードバックは自分の成長のためにも必要です。
人に頼むのは嫌だと思うかもしれませんが、自分の成長のために勇気を持って意見を求めてみてください。
効果的なアウトプットの方法
人に話す
アウトプットに道具は必要ありません。
もっとも簡単なのが人に話すことです。
内容は覚えておきたいことならなんでもいいです。
昨日の勉強した内容、セミナー、英会話、仕事のやり方etc
ブログを書く
長文のアウトプットならブログに書くのがいいですね。
無料で簡単に始められるのもブログの魅力にもなりますね。
テーマごとに見出しをつけておくと書きやすくなり、後で見直すこともできます。
さらに、あなたのブログを見た人からコメントされることもあるのでフィードバックにもなり一石二鳥です。
SNSに書く
Twitter、Facebook、Instagramなどもアウトプットに使うのもいいですね。
気軽にできるのでブログほどしっかり書きたくないと思うならSNSを活用することもおすすめです。
今のアカウントとは別に専用アカウントを作っておくと同じテーマの人と繋がることもできますし、その繋がりから実際に会うことができるかもしれません。
そこから人間関係が広がる可能性もあるのでやっておくのも面白いですね。
ノートに書く
パソコンってとっても便利なのでアウトプットもパソコンに打ち込む人も多いと思います。
でも効果があるのは手書きです。
私もあるおですが、漢字は読めるけど書けなくなった、思い出せないって人は多いと思います。
それは便利なスマートフォンやパソコンなどで簡単に変換もできたり、予測変換の精度が上がったことも要因だと思います。
でも、手書きなら文字を書くこと必要になるので、漢字を書く必要が出てきます。
手も疲れるし痛くもなる。ですが覚えると思って手書きに変えてみてはどうですか?
私はiPadでペンも持っているので極力手書きをするように心がけています。
人に教える
勉強や仕事などを知らない人に教えるのは最大のアウトプットです。
自分が知っていることを人に話すと訳が分からなくなることがあるなら、それは自分がそのことについて良く知らない、覚えていないことになります。
そこで恥ずかしいとか思わないで「記憶が曖昧だった。ごめん。」としっかり謝罪して改めて覚えればいいんです。それはフィードバックにもなっている訳なのであなたが成長するチャンスです。
人に何かを教えるときは自分の成長のためと思っていいので、どんどん教えていきましょう。あなたの記憶の定着をより加速させてくれます。
そして教えた人がちゃんと覚えたかを試す方法として、今度はあなたが生徒になり話してもらいましょう。それをやれば教わった方も勉強になります。全ては良い循環ります。
まとめ
「アウトプット」に集中するだけで仕事、勉強の質が上がる。
・「インプット」の量よりアウトプットの量を増やす。
・「インプット」と「アウトプット」を意識する。
・「アウトプット」をしたら必ず「フィードバック」をする。
・「フィードバック」の目的は次のインプットの「検討、改善、反省、微調整、方向転換、見直し」
・覚えたことを「人に話す」「ブログに書く」「SNSを使う」「ノートに書く」「人に教える」などをするとよりインプット、アウトプット、フィードバックの効果が高められる。
いかがでしたか?
あなたのやっていることに少しでもプラスの効果が働けば嬉しいです。
質問などがあれば遠慮なくコメントをください。